3Dプリンターでワックス原型を作成し、仏像をシルバーでダイレクトキャストしてみた結果が素晴らしいのでご紹介します。
まず実際にダイレクトキャスト(鋳造)した仏像をご覧ください。
こちらがその結果です。
素材はSV925に金メッキを施しています。
指の細かい感じとかすごくないですか!?
しかも全部を1体で、一回のキャストで出しているんです。
1. 3Dプリンターで作ったワックス原型をダイレクトキャストする
ダイレクトキャストは、3Dプリンターで造形したワックス原型を元に、そのまま貴金属などを鋳造する手法です。金属に直接変換するイメージと言えばよいでしょう。通常、金属鋳造をするときは射出成形や原型の追加加工が必要ですが、3Dプリンターで出力したワックス原型を使うことで、非常に繊細で精度の高いディテールまで再現できます。
ワックス原型の細かさがそのまま再現
通常、3Dプリンターで作成したワックスをダイレクトキャストすると、うまく金属が流れていかなかったり、スが出てしまったりと、いまいち品質がよくないことが多く発生します。
それが今回はこのクオリティ、すごいですよね。
2. 純金やプラチナ、18Kでも可能!
今回の仏像のダイレクトキャストは、さまざまな貴金属素材での実現が可能だという点も注目です。
対応できる地金
- 純金 K24
- K18
- K10
- Platinum
純金仏像もこのクオリティで目指せます。もちろんプラチナもOKです。
プラチナのダイレクトキャストは結構難しいのですが、これであれば行けます。
ダイレクトキャストを成功させたいならENCODEへ!
ここまでの事例を目にすると、ダイレクトキャストの魅力を実感いただけたのではないでしょうか。3Dプリンターと鋳造の融合による圧倒的な細部再現力や、複雑なモデルにも対応できる技術力は、ものづくりの新しい可能性を広げてくれます。
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