ENCODEではこれまでもAIを活用した着用モデルの記事を紹介してきました。あれから1年ほど経ちまして、AIもかなり進化しまして、できることが増えまして、品質も上がりました。
今回は同じ顔をしたAIインフルエンサーを生成する方法を完璧にご紹介します。
作成できる画像はこちら
こんな感じの画像を生成することができます。
1.Google のImageFX でモデルの画像を生成
Googleが提供している画像生成AIの”Image FX”を用いて、ベースとなるモデルの画像を生成していきます。
プロンプトを入力して生成
プロンプトは”Japanese woman. Age is 30 years old. 35mm film.”などで作成します。後で学習させたいので、いろんなパターンができるように緩めのプロンプトにしておきます。
シード値をロックして再生成
設定脇の三角アイコンをタップするとシード値の設定ができるようになりますので、こちらをロックして再度画像を生成します。シード値をロックすることで元の画像の要素を維持したまま、画像生成ができるようになります。
今回生成した画像は以下です。
学習の精度を少しでも高めるため、背景のパターンや顔の角度が違うものを選択しました。
KREA.aiで学習させる
次にKREA( krea.ai)を使用して、先ほどの画像を学習させていきます。
Train機能に画像をアップする
KREAのTrain(https://www.krea.ai/train)へアクセスし、ImageFXで生成した画像をアップロードします。
設定を変更して学習を開始する
設定ページを開いて
- Characterを選択
- Trigger Wordに任意のモデル名を記入
- Train AIをクリック
これで学習が開始されます。
※学習には月額10$の費用が発生します。
FLUXで画像を量産できる
学習が完了したらFLUX(https://www.krea.ai/apps/image/flux)で画像を量産していきます。
服や背景を変更したプロンプトを入れて生成してみましょう。
いろんなプロンプトを入れて試してみます。
今回学習させた画像の1枚に、提灯を持ってる画像が含まれていたため、どこに行っても提灯を持って行ってしまう女性モデルができてしまったので、学習の元データはできるだけシンプルなものにした方が良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この方法を活用すれば、誰でも簡単にAIインフルエンサーを量産することができます。PIKAやWhiskを使えば、着用画像や動画も作成できるようになりますので、活用の幅は無限大と言えるでしょう。
AIツールの活用に興味がある方は、お気軽にENCODEまでご連絡ください!