生成AIの進化が止まりません。

弊社でもジュエリーデザインを簡単に生成できるJewelry Designerや、会話をするようにジュエリーデザインを制作できるJewelry Plannerなど、独自のウェブアプリを開発しています。

今回は生成したジュエリーの画像から、3Dモデルの自動生成をトライしてみます。

 

Jewelry Designerでデザイン画を生成

まずJewelry Designerで要素を選択し、リングのデザインを作成していきます。今回は10KPGのリング、ルビーを止めた桜がモチーフのリングを生成しました。

 

 

 

3Dモデルを自動生成

今回使用するのはTripo3Dという3Dモデル生成のAIです。

 

Tripo3D

 

Tripo3Dはプロンプトや画像をアップすると、3Dモデルを生成してくれるAIです。ブラウザで使用できるので、誰でも簡単に使用することができます。

早速先ほど生成したジュエリーのデザイン画像をアップします。

 

 

生成結果がこちら

 

生成結果

 

おおおお。結構特徴を捉えているのでは無いでしょうか?

リングが歪んでいたり、メッシュがうねうねしているなど、実際の製品で使用できる状態ではありませんが、それなりに3Dで見える形にはなっていますね。生成にかかった時間は約1分。早い。

 

せっかくですので違うデザインもやってみます。

 

次はこのペンダントで試してみます

 

生成結果はこちら。

 

 

 

何となく再現できていますね。

 

生成AIと3Dプリントの相性

最近のAIの進化は本当に勢いがあります。

この3Dの生成結果にしても、昨年では到底考えられなかったような品質となっています。ここ数年でデザインの世界が大きく変わってしまうのでは無いでしょうか。

生成されたデータを3Dプリンタで出力できれば、オーダーメイド品が本当に手軽に制作できるようになります。自社ブランドの製品化においても、格段に制作速度が高まることでしょう。

ENCODEでは宝飾業界に向けたAIの可能性を追求していきます。